ＪＡ熊本市は１４日、第１回広報委員会を本店で開いた。２０２１年度から広報活動と情報発信の強化、職員の意識の向上を目的として「広報委員会」を設立。委員１６人が参加した。

　ＪＡや組合員、消費者、地域住民などに広く効果的に情報を発信し、理解を得るため、インターネット交流サイト（ＳＮＳ）や広報誌などの情報発信充実に力を入れている。ＪＡ管理部が事務局を務め、各部から２人（委員、補佐）、営農部だけ各課で１人ずつ任命した。

　会議では、北岡隆弘委員長から委嘱状交付があり、代表して金融部金融推進課の西村成美さんが受け取った。その後、２１年度の広報活動計画について、事務局から説明。幅広い情報の収集、多種多様でより充実した広報活動を部門間連携体制で取り組み、ＪＡのイメージアップ、管内農産物のブランド力向上、職員の連携・意識共有につなげることを伝えた。

　ＪＡは今後、広報誌作成のタイミングや必要に応じて会議を開く。北岡委員長は「広報は広く情報を集めなければならない。広報体制の強化のため、委員の皆さんには、各部署の情報を会議で共有して取り組んでいきたい」とあいさつした。（熊本市）