熊本の農畜産物

くまもと塩トマト「夢ロマン」出荷本格化 JA熊本うき

2026.02.28
塩トマトを収穫する小﨑さん

 JA熊本うき管内で、JA独自ブランドのくまもと塩トマト「夢ロマン」の出荷が本格化した。JA不知火パッケージセンターでは日量約100ケース(1ケース1キロ化粧箱)を出荷。東北や関東を中心に、6月下旬まで総出荷量約35トンを計画する。

 くまもと塩トマトは、不知火海に面したごく一部の地区でしか生産できない。地理的表示(GI)保護制度にも登録されている。うっすらと塩分が吹き出す土壌で極限まで水分を抑制して栽培。一般のトマトより実は小ぶりで硬く引き締まり、ミネラル分が多く糖度が高い。同じ圃場(ほじょう)でも毎年土壌条件が変わるため、生産者は工夫を重ねて栽培に励む。

 JA管内では5人が1.8ヘクタールで作付けする。2025年産は高温の影響もあったが、質の高い塩トマトが出荷されている。同センターではセンサーの測定で糖度7以上を茶箱、8以上を赤箱、10以上を黒箱に入れ、くまもと塩トマト「夢ロマン」として出荷する。

 生産者の小﨑心太さんは「病害虫の抑制や水管理の徹底に努め、おいしい塩トマトを作りたい」と話した。