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カラー出荷スタート JA熊本市

2025.12.26
カラーを選別する園田部会長

 JA熊本市御幸カラー部会で、出荷が始まっている。11月の初出荷日は関東中心に、440本を出荷。来年3月の最盛期に入ると最大で日量3500本まで増え、週3回の荷受けとなる見込み。

 出荷は5月上旬まで続き、総出荷数量9万本を目指す。

 部会では2人が38アールで栽培する。収穫から選別、箱詰めまで生産者が手作業で行う。早朝に運び込んだカラーを品種や長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別、箱詰めする。

 苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」と、県育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」を出荷する。

 園田重信部会長は「暑さとジャンボタニシの被害で出荷開始が遅れたが、高値が続いている。日照時間が減ったことで生育が回復し、今後は数量が増える見込みだ」と話した。