
ギネスブックで世界一大きいかんきつに認定されている「晩白柚(ばんぺいゆ)」。地理的表示(GI)保護制度の「八代特産晩白柚」として出荷する。八代郡市で全国の9割以上を栽培する。豪雨被害を乗り越えて順調なスタートを切った。JAやつしろ八代市果樹部会は12月から3月上旬まで215トン(前年比100%)の出荷を計画する。大きさや見た目の良さなどから県内外問わずリピーターが多い。年内は贈答用を中心に、関東や関西、九州方面などの市場に出荷する。
JAやつしろ果実選果場(八代市)で11月下旬、加温ハウス栽培「晩白柚(ばんぺいゆ)」を初選果した。
3戸が約952キロ613玉を持ち込み、階級ごとに選別・箱詰めして熊本の市場へ出荷した。小売業者の店舗飾り用に出荷し、12月から一般発売する。

