身近なJA組織

親子でダイコン収穫体験 JAあまくさ

2025.12.13
力いっぱいダイコンを抜く親子

 JAあまくさ女性部大矢野総支部は11月30日、上天草市大矢野町でダイコン収穫体験会を開いた。次世代を担う子どもたちに食と農の大切さを伝えることを目的とした取り組みで、今年で3年目となる。体験会には親子14組、約50人が参加した。

 部員が管理する約5アールの圃場(ほじょう)を活用し、9月の種まきから栽培管理をすべて女性部員が担当。参加者は約100本のダイコンを収穫した。体験後は収穫したダイコンを使った、だご汁や、おにぎりが振る舞われた。国消国産をテーマにした紙芝居も披露され、熊本市から親子で参加した小学生は「ダイコンを抜くのが楽しかった。家族で大根ステーキにして食べたい」と笑顔を見せた。

 同女性部の山﨑むつみ総支部長は「地区外からも多くの方に参加いただき、若い世代の食や農業への関心の高さを実感した。今後も活動を続けていきたい」と話した。中本敏久大矢野支所長は「女性部がJAの旗振り役として食農教育を実践していることに感謝したい」と話した。