
JA菊池ゴボウ部会は、「菊池水田ごぼう」(冬ゴボウ)の出荷を本格化させている。出荷本番前の12月上旬、菊池市で出荷査定会を開き、出荷規格や出荷日程を確認した。この日、関東・関西に300~400ケース(1ケース2キロ)を初出荷した。年末年始の需要期に向けて収穫を進める。
冬ゴボウは72戸が、86ヘクタールで栽培。12月には、日量4000~5000ケースを見込む。3月中旬まで関東、中京、関西、九州一円に届ける。年内の目標は170トン。
上野洋一部会長は「生育は順調で、品質も良好。昨年の干ばつには苦労したが、今年は収量も期待できそう。12月の早期出荷に向け、部会員一丸となって収穫・出荷に頑張りたい」と力を込めた。
JA販売担当の石原誓志郎さんは「生産者と市場をつないで情報を共有し、年末年始の商材として菊池水田ごぼうを手に取ってもらえるよう努力する」と語った。

