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正月向け「小岱もち」作り始まる JAたまな

2025.12.12
「小岱もち」の形を整える従業員

 正月を迎える準備が進む中、JAたまな餅加工場では2日から「小岱(しょうだい)もち」作りが始まった。

 「小岱もち」は、管内産のもち米「ヒヨクモチ」を100%使った小餅。防腐剤や食品添加物は一切使わず、つきたての風味が特徴で正月向けや贈答用に人気がある。

 加工場では、蒸したもち米を自動きねつき機でつき、従業員が1つずつ手作業で形を丸く整えている。きねつきの際、水を加え過ぎないことで粘りが強くなり、雑煮などの調理で煮崩れしにくくなる。1個が30グラムと50グラムの2サイズで、小ぶりで食べやすい。

 農産担当者は「つきたての風味がおいしい『小岱もち』をたくさん食べて、良い正月を迎えてほしい」と話した。

 12月下旬までに「ヒヨクモチ」60俵分(1俵60キロ)を加工する予定。全国へ出荷する他、JA農産物直売所「i-きらめき」やインターネットショップ楽天市場「i-きらめきたまな」で取り扱う。