
JA菊池は11月29日、菊陽町のJA直営焼き肉レストラン「まんまキッチン」で「みそ造り」ワークショップを開き、地域住民の親子ら14人が参加した。ワークショップを通してJAを身近に感じてもらうことで、JAへの理解促進と利用拡大を図ろうと開催。本年度から開催し、2回目の活動。みそ造りは生活部生活企画課の佐藤昭子係長が指導。一塊になった麦こうじをほぐし、煮た大豆をつぶし、塩、大豆の煮汁と混ぜ込む作業を行った。参加者は未経験者が半数で意欲的に疑問点を質問し、交流を深めながら作業を進めた。
参加者からは「身近にあるみそがどのように作られているのか知りたくて参加した。発酵した麦こうじを触り、こうじの香りや人肌に温かくなることを体感でき、貴重な体験ができた」「作ったらすぐ食べられると思ったが、発酵させる時間が3カ月ほど必要なのを知った。完成まで家で育てて春頃に食べるのが楽しみ」など笑顔の声があふれた。
ワークショップを企画した総務部企画広報課の永田雅裕課長は「食と健康の興味が高まる中、大切さを改めて知ってほしい思いからみそ造りを企画した。この取り組みを継続し、JAは農業者以外の方も利用できることを知ってもらい、地域住民にとってよりどころとなるJAを目指していきたい」と語った。
指導した佐藤昭子係長は「みそ造りの魅力や楽しさを伝えることができた。みそ造りは女性部で活動していることやみそ汁にお薦めのエーコープ商品についても紹介ができた。このような活動を続けていきたい」と話した。

