
サントリー九州熊本工場とJAかみましきが初めてタッグを組み、嘉島町産大麦で作った麦芽を一部使った新商品「阿蘇BEER」が誕生した。県内でのビール用二条大麦の栽培は、実に30年ぶりの試みとなった。
麦の栽培には上益城郡嘉島町の青壮年部が協力し、5月下旬に関係者が集まり収穫作業を行った。品質・収量とも目標を達成し、地元の期待を背負って10月から九州限定で発売された。
地元の力が結集した「阿蘇BEER」は、九州の人の嗜好(しこう)や料理に合うように、かんきつ系の香りとすっきり爽やかな味わいに仕上がっている。家族や友人と楽しむのにぴったりだ。レギュラー缶(350ミリリットル)1ケース24本入りで、九州限定で3万ケースを販売する予定だ。
ローソンやファミリーマート、イオン、マックスバリュ、ゆめタウン、ダイレックス、トライアルなどで取り扱う。
JA営農販売課の竹田健二課長は「管内でも大麦を栽培できることが証明された。地域の農業に新たな可能性が広がる」と語る。

