
JA鹿本では高齢化や労働力不足が課題となる管内農業の支援策として、2020年から援農隊を結成し農繁期のビニール張りの受託作業を行っている。この取り組みは、「1人では作業が難しい」「後継者がいない」といった組合員の声を受けて始まったもので、組合員の営農を支える活動として定着しつつある。
援農隊は日頃から要望が多く寄せられているビニール被覆に着目し、おおむね65歳以上の後継者がいない農家を主な対象として実施する。総勢21人の援農隊員が3班に分かれ、支援を要望する生産者のハウスへ赴く。
10月下旬、若手職員らを含む総勢14人が依頼のあったイチゴ農家に出向き、生産者の指示に従って5連棟の被覆作業を進めた。作業を依頼した生産者は「高齢になると高所での作業は難しく、JAの取り組みは本当に助かる」と感謝していた。
一方、援農隊の若手職員は「実際の現場に入ることで農家の苦労や工夫を肌で感じられた」と話した。
事務局の営農指導課内田課長は「援農隊活動を通じて、職員と組合員の絆を深め、地域農業の維持と発展につなげていきたい」と話した。
援農隊利用申し込みは12月中旬まで受付、随時活動を行う予定だ。

