
JA熊本うき下東地区青壮年部豊野支部は10月下旬、宇城市立豊野小学校の5年生25人に稲刈りを指導した。6月に田植えをしたもち米の稲を、児童たちが1株ずつ丁寧に鎌で刈り取った。
児童らは青壮年部の部員らと協力しながら、昔ながらのやり方で稲を刈り取り、青壮年部員に手渡した。児童は「難しかったけど楽しく稲刈りができてよかった」「大変だったけど、いっぱい収穫できてうれしかった」と笑顔で話した。
同部では種まきから苗作り、田植え、稲刈りまでの指導を通して、農業の大変さや魅力を伝えている。同支部の稲葉達亮さんは「体験を通して、米作りの大変さや食べ物の大切さを感じてもらえたらうれしい」と話した。
精米されたもち米は同校や豊野保育園で餅つきに使用される。

