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イチゴ初出荷 JA阿蘇

2025.11.13
イチゴの選果

 JA阿蘇管内で、10月下旬、2025年産イチゴが初出荷を迎えた。JAいちご部会は36戸が約11.6ヘクタールで栽培。九州や関東、関西の市場を中心に出荷する。品種は、甘く香りの強い「恋みのり」や「ゆうべに」「さがほのか」。部会は販売数量513トン、(前年比5%増)を計画する。 

 25年産は、高温の影響で病害虫の発生や定植の遅れが懸念されたが、9月に入り花芽分化が進み、同5日から定植を開始。順調な生育となった。
 園田賢臣部会長は「イチゴは一粒一粒が完熟するまでに、丁寧な手入れが必要となる。部会員のアイデアや意見を大切に品質向上を目指し、安全・安心なものを届けたい」と話す。

 JAは、JA熊本経済連が取りまとめる輸出事業に初年度から取り組み、手応えを感じている。台湾向けの厳格な栽培管理を徹底し、一層の出荷を展開していく考えだ。