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JA阿蘇女性部料理コンテスト開催 JA阿蘇

2025.11.07
料理を審査する審査員

 JA阿蘇女性部は10月中旬、中部営農センターで第9回料理コンテストを開いた。同コンテストは、地元の農作物を使用し、地産地消運動の促進を図るとともに、JAふれあい食材のさまざまな活用法の共有、普及拡大を目的に毎年開催。今年は、ふれあい食材(肉、魚)を使った「スタミナ料理」をテーマに、管内7支部がアイデアを詰め込んだ献立で競い合った。厳正な審査の結果、高森支部が考案した「ナスカツ」と「花見大福」が最優秀賞に輝いた。

 「ナスカツ」は、ナスの中に、トビウオのすり身、バナメイエビ、エダマメを詰めて揚げたヘルシーなスタミナ料理だ。特に魚をすり身にすることで、魚が苦手な人でも食べやすいよう風味と食感を工夫した。「花見大福」は、桜の塩漬けを乗せた彩り豊かなデザートで、家庭にある材料で手軽に作れることをアピール。ふれあい食材と身近な材料を組み合わせ、日々の食卓が豊かになることを提案したことが評価された。

 コンテストに参加した関係者からは「ふれあい食材の新しい使い方を発見できた」「食卓が華やかになるレシピを学べた」といった声が聞かれ、交流と地域の食文化の継承に繋がる有意義な会となった。

 同女性部は、今後も地域食材を活用した地産地消に取り組んでいく。