
JAくま管内で、2025年産トマトの出荷が始まった。冬春物は10月上旬から出荷開始。日量約160ケース(1ケース4キロ)を九州の市場へ出荷する。1月中旬に出荷最盛期を迎え、6月中旬まで続く見込み。
JAトマト部会は、7戸が187.2アール(前年比95%)で栽培する。品種は「かれん」を中心に「はれぞら」「麗妃」。25度産は総出荷量220トン、総販売金額7500万円を計画する。
今季は8月上旬から定植作業を始め、生育はおおむね順調。9月下旬から日中の温度と夜温が低下したため、交配は正常に着果。病害虫もなく、品質は安定をしていく見込みだ。
営農指導の担当者は「シーズンを通して高品質な出荷に努めたい」と話した。

