
JAくま管内では10月中旬から、表皮の網目模様が特徴のメロン「アールス」「ラブミーメロン」の出荷が始まった。初日に192ケースを出荷し、その後は200ケースと日を追うごとに増加している。21日にはJA下球磨第一選果場で担当者がメロン「アールス」を約231ケース(1ケース=4~6玉入り)選果・選別。関西・中京・九州方面に出荷した。
「アールス」は4L、「ラブミー」は3L中心で品質・糖度も良く上々のスタートとなっている。
出荷は11月上旬をピークに12月上旬まで続く。総出荷量4000ケース、総販売金額2500万円を計画している。
今年産は、定植が7月末から始まり、定植後も天候に恵まれ、玉肥大も良好で生育は順調に進んだ。9月の天候不良により、病害の発生があったものの生産者の適期防除で回復し、高品質に仕上がっている。
品種別の作付けは「アールス」が生産者8戸で100アール、「ラブミー」が生産者5戸で80アール、。担当者は「需要時期や消費動向を見ながら生産者からの情報を生かし、市場との情報共有や連携を密にした有利販売に努めていきたい」と話す。

