
JA菊池すいか部会が合志市と連携して取り組む「ハロウィンスイカ」の出荷が10月上旬に始まった。中旬に最盛期を迎え、出荷は29日まで続く。約4000玉が出回る見込みだ。
品種は「ひときわ」で、種が少なく強い甘味、シャリ感が特長。2018年から販売し、毎年楽しみにするファンも多い。県内や関東、関西にも出荷する。
7月以降の栽培は難しく、近年の異常気象も影響する中、「ひときわ」の管理には生産者の技術と努力が求められる。精鋭6人の部会員が栽培する。
安武茂部会長は「栽培管理は難しいが、種がほとんどないので食べやすく、食感と上品な甘さは他のスイカに勝る。ぜひ味わってほしい」と話す。
「羅皇(らおう)ザ・スウィート」も10月いっぱいまで出荷予定。抑制スイカとして販売され、約1万6000玉の出荷を見込む。