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「はちべえトマト」出番 JAやつしろ

2025.10.19
やつしろの「はちべえトマト」選果

 JAやつしろトマト選果場利用組合で10月上旬、冬春トマト出荷量日本一のブラント「はちべえトマト」の出荷が始まった。はちべえトマトを145戸で生産する同組合は、6月中旬までの総出荷量約2万トン(前年比100%)を予定する。

 八代地方は、トマトの出荷量が日本一。「はちべえトマト」は八代平野の「八」と「平」を取り、名付けた。

 出荷初日は、中央トマト選果場(やつしろ)へ約240キロが持ち込まれた。約60ケース(1ケース4キロ)を関東や関西の市場へ出荷した。

 古島孝治指導員は「豪雨による苗の被害で一部に定植の遅れがあったが、生産者の努力で生育と低段の着果は良好。11月以降の出荷量に期待している」と話す。安定生産へ地域一丸となった取組みにも触れ「生産者の努力や思いが詰まったはちべえトマトを、全国の皆さんに食べてほしい」と期待を寄せた。