
JA熊本市女性部は9月18日、本店で幹部研修会を開いた。管内22支部の女性部員、JA職員など約100人が参加した。女性部の創意ある取り組みを組織活動に反映し、活動の活発化と組織の強化を目的として毎年開いている。
今年は、防災士の資格を持ち、各地で講演を行っている「歌う防災士しほママ」が「女性の底ヂカラ大作戦!~非常時も食べて出して健康に」と題して講演した。
講演では、災害時に使えるパッククッキングという調理法で、「さつま芋ご飯」と蒸しパンを調理。新聞紙を使ったお皿作りも体験し、物資が不足する災害時に、あるものを生かす防災術を学んだ。
牛嶋和代部長は「一度経験することで、災害が起きた際にきっと役に立つと思う。今日学んだことは必ず支部に持ち帰って、他の女性部員らにも伝えてほしい」と話した。