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ミニトマト出荷開始 JA熊本うき

2025.09.29
選果されるミニトマト

 JA熊本うき管内で、2025年産ミニトマトの出荷が始まった。宇城市松橋町のJA熊本経済連第二園芸集送センターでは9月中旬、42ケース(1ケース3キロ)を出荷。管内では、8月の大雨で一部のハウスで浸水の被害を受けた。生産者は苗の植え替えなどをし、無事に出荷を迎えることができた。

 JAでは、時期ごとの着色設定の順守や目ならし指導、生産者による1次選別を徹底。品質を重視したミニトマトの安定出荷を目指す。

 秋と春のピーク時には日量約4000ケースまで増え、26年6月まで総出荷量約2090トンを見込む。プライベートブランド「恋べに」は高糖度品として、引き続き有利販売に取り組む。

 同JAは県内でも有数のミニトマト産地。25年産は114戸が約30ヘクタールに作付けをしている。

 JA園芸一課の西島大詞主任は「大雨被害もあったが、生産者の努力で無事、質の高いミニトマトを出荷することができた。シーズンを通して高品質な出荷に努めたい」と話した。