新着情報

酪農暑熱対策メディアから取材 JA菊池

2025.09.24
メディアの取材を受ける酪農部会の坂本克彦副部会長㊧

 JA菊池は8月下旬、地元メディアを招いて農畜産物の説明会を菊池市で開いた。乳牛の暑熱対策でメディアから取材を受け、部会の役員らが生産管理について丁寧に説明し、牛乳の試飲を提供した。

 農畜産物の生産現場を知ってもらい、パブリシティー強化につなげようと開催。地元テレビ局や新聞社の担当者ら13人が参加した。

 JA管内は西日本有数の酪農地帯で、生乳は夏に需要期を迎える。環境の変化に敏感な乳牛を暑熱ストレスから守るため、牛舎では扇風機やミストを使用した対策を行い、乳量アップを図っている。

 参加者は「生産現場をより深く知るきっかけとなった」と話した。

 東哲哉組合長は「部会一丸となって良質な生乳生産に努めている。今後もメディアを通じた情報発信の強化を図り、消費者に訴求していきたい」と話した。