
JAたまな管内で9月中旬、極早生温州ミカン「肥のあかり」の出荷が始まった。糖度が高く品質は良好。適度な降雨で生育も順調だ。初日は30トンを関東・関西・東北に出荷した。9月末までに700トンを目指す。
JA中央みかん選果場では、傷の有無や日焼け果などの品質を確認。光センサーを備えた選果機で糖度と酸度を測り、箱詰めする。
指導販売担当者は「糖度が高く甘いミカンができている。多くの人に食べてほしい」と話した。
柑橘(かんきつ)部会では、372人が433ヘクタールで栽培。極早生、早生、中生、普通と来年5月の中晩かんまでリレー出荷する。本年度は柑橘類で8910トンを見込む。