
JA熊本うき管内で秋の味覚、栗の出荷が始まった。栗部会中央支部では8月下旬、共同選別を開始。下東支所の倉庫に持ち込まれた栗を生産者らが協力して選別した。部会では家庭での水選と1次選別に加え、支部ごとの共同選別で品質安定を図る。
主な品種は「丹沢」「杉光」「筑波」「利平」。県内を中心に大阪や東京にも出荷する。9月中旬以降にピークを迎え、10月中旬まで総出荷数量約23トンを計画する。
中央支部の右田誠喜支部会長は「昨年は高温で厳しい年になった。今年も天候の影響が心配されるが、高品質な栗が出荷できるよう努力したい」と話す。