
JA熊本うき管内の宇城市三角町で、香酸かんきつ類のスダチが出荷ピークを迎えた。直径3センチほどの果実の収穫に、生産者は早朝から汗を流している。
2025年産は7月25日に出荷開始。早い梅雨明けに加え、高温の心配もあったが、品質に問題なく例年並みの大きさに仕上がった。JA柑橘(かんきつ)選果場では1日約400キロを、週3回選果。8月中旬まで関東や東北、県内中心に約5トンの出荷を見込む。
西営農センターの西村敬二係長は「暑さの影響も心配されたが、生産者の努力で無事出荷を迎えられた。選果を徹底し、高品質なスダチを出荷したい」と話した。