
JAあまくさ介護ヘルパーステーションでは、7月下旬から8月上旬の5日間、県立上天草高校福祉科の3年生3人を受け入れた。介護職を目指す生徒の育成を目的として同校から依頼を受け、毎年介護実習を行っている。
生徒はJAヘルパーと利用者宅を1日に3件、4件訪問。1時間のサービス提供でバイタルチェックや掃除、買い物、調理などの体験をした。看護師を目指す同校の松藤望乃さんは「施設での実習経験はあったが訪問介護は初めて。限られた時間で利用者とのコミュニケーションがとても大事だとわかった。安心した笑顔を見て、やりがいのある仕事だと実感した」と話した。
JA訪問介護サービス責任者の宮内敏子さんは「JAならではの総合事業を生かしたサービスを体験してもらった。今後も介護に関心を持ってもらえるように日々の業務に努めたい」と話した。