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農業は相互扶助 農林中央金庫新入職員研修 JAあまくさ

2025.08.08
アワの出荷作業する新入職員

 JAあまくさは7月下旬から8月上旬までの約2週間、農林中央金庫の新入職員5人を受け入れて研修を行った。農林中央金が全国のJAに依頼して毎年行うもので、JAや組合員の活動に直接触れる体験を通じて、将来にわたって果たすべき役割を考えてもらう。

 農業実習や渉外担当との同行、資材店舗やガソリンスタンドでの接客などJAの事業を横断して体験した。農業実習は上天草市大矢野町で2班に分かれて実施。花き農家の指導の下、出荷作業やハウスのかん水設備の組み立てを体験した。

 参加した新入職員の森美咲さんは「農産物の出荷には多くの人の手が必要で、農業が相互扶助の精神で成り立っていることが理解できた。私も支えられたことに感謝し、今後の仕事で恩返ししていきたい」と語った。﨑本和人組合長は「天草での経験を通じて得た学びを業務に生かし、農業の発展に寄与してほしい」と激励した。