ＪＡかみましきは１４日、１１日の大雨による被災地域への支援として、甲佐町上早川地区５区の１０世帯１４人に支援物資を届けた。現地は道路が寸断され、自動車での搬送が不可能な状況となっており、役職員らが物資を手渡しで届けた。

　上早川５区の溜渕光男区長は「熊本地震の年に発生した水害以上に、道路の寸断が深刻で、地域の孤立感が強まっている。支援を届けていただき、住民の安心につながる」と感謝した。

　ＪＡかみましきの松岡勇治副組合長は「物資を受け取った皆さんが笑顔を見せてくれて、胸が熱くなった。支援の手が届きにくい状況だが、できる限り続けていく」と語った。