
JAあまくさは、県立天草支援学校と農福連携に取り組んでいる。同支援学校の障がいのある生徒が社会で働くことの意義や働く上でのコミュニケーションなどを学ぶことが目的で、今年で4年目となる。
JAの研修ハウスが出荷するミニトマト「アイコ」の段ボール箱を、6月上旬から中旬まで高等部1年生15人が中心となり1000箱を組み立てた。生徒は「しわなくきれいに折れた。作業を丁寧にする大切さがわかった。誰かの役になっていることがうれしい」と話した。
JA担当者の盛田洋平さんは「農福連携で新しい考え方を発見でき、こちらも学ぶことが多い。この取り組みが福祉への理解につなげてほしい」と述べた。