
JA阿蘇管内では、アスパラガスの夏芽出荷が順調に進む。阿蘇市の一の宮選果場では連日、3、4トンを選果する。ピークは7月上旬からを見込む。九州を中心に関東・関西にも出荷する。
夏芽の出荷ピーク前に生産者約50人で現地検討会を開いた。出荷規格、生育状況を確認した。
JAアスパラ部会は生産者95人、総面積は約32ヘクタールで栽培する。品種は「ウェルカム」が中心。今年産は、10.9億円の販売を目指す。
JAの笹原祥樹指導員は「病害虫の防除徹底を改めて周知し、シーズンを通した安定出荷を図る。目標額達成に向けて指導していく」と語った。