
JA阿蘇青壮年部一の宮支部は5月下旬、ミニトマトの定植指導を行った。対象は阿蘇市一の宮小学校2年生約60人。食育学習として毎年ミニトマトの生育観察を行っており、同支部は栽培指導と食農教育のため小学校を訪れた。
トマト・ミニトマトを生産する青壮年部員が、生育過程や実の付き方などを説明。その後、児童たちは培土と肥料をプランターへ入れ、苗を傷めないよう丁寧に扱いながら定植した。
児童たちは「毎日観察して、大切に育てます」「収穫が楽しみです」と感想を語った。
田端伸吉支部長は「作物を育てる大変さを学んでもらい、食の大切さを実感してほしい。そして、今後の日本の食文化を守っていってほしい」と話した。
収穫期は7月上旬頃。同支部部員が定期的に観察と指導を行う予定だ。