新着情報

「イチジク」出荷開始! JAやつしろ

2025.06.27
大玉で高糖度のイチジク

 JAやつしろ北部総合青果物センターで6月中旬、イチジクの出荷がスタートした。主な出荷先は中国地方や九州地方。出荷は、7月上旬にピークを迎え、9月下旬まで続く。

 八代市鏡町北新地地区でイチジクを栽培している緒方政文さんは栽培にこだわり、暗渠(あんきょ)排水を行う。90アールのハウスで加温40アール、無加温50アールで栽培し、朝4時から収穫して、高品質化を目指している。

 緒方さんは今年、春先の冷え込みの影響で例年より10日ほど遅く出荷を始めた。「栽培には温度管理と水管理に細心の注意が必要。温暖化の影響もあり、1日で熟すため気が抜けない。暑くなるこれから最高のイチジクを出荷していきたい」と意気込む。

 同JA北部総合青果物センターの平井裕二職員は「大玉で糖度も15以上に仕上がっており今年も最高。食物繊維やミネラルが多く、健康に良いので多くの人に食べて欲しい」と自信を見せる。