
日本有数のトマトとミニトマト産地のJAたまな管内で、出荷が終盤を迎えた。着色の徹底など、品質を維持しながら、関東や関西を中心に各地への安定出荷に努める。
中央集荷センターミニトマト部会は、210人(前年比97%)が104.4ヘクタール(同96%)で「玉宝」「千果」「キャロル7」を栽培。7月上旬まで出荷数量1万800トンを計画している。同トマト部会は、108人(同93%)が47.9ヘクタール(同94%)で「かれん」を中心に「麗容」「れおん」を作付け、7月上旬まで出荷数量8100トンを計画している。
JA指導販売担当者は「最終日まで管理を徹底し、品質の良いトマトを消費地へ届けたい」と話した。
両部会では高齢化による離農や他品目への転換などで、生産者や作付面積が減少した。栽培管理の徹底による品質の確保や安全性を最優先にした生産に努め、有利販売ができるよう部会やJA、関係機関が一体となって取り組む。