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スイートコーン出荷スタート JAあまくさ

2025.06.14
早朝からスイートコーンを出荷する益田さん

 JAあまくさ園芸部会大矢野支部では8日からスイートコーンの出荷が始まった。13戸の生産者がJA大矢野農産物集送センターに日量1000ケース(1ケース=1本350グラム、30本)を出荷。同支部は2025年、150トン、販売高3600万円を計画。6月中旬のシーズン終了まで1万3000ケースの出荷を見込んでいる。

 25年度産スイートコーンはやや小玉傾向だが、糖度が高く安定した品質に仕上がっている。白と黄色のバイカラーで大きくなりやすい「グラビス」は福島県の(株)ヨークベニマルへ出荷。同社とは毎年「父の日ギフト」のイベントに合わせて販売契約をしており、シーズン終了まで順次出荷する。

 同支部の生産者、益田和樹さん(23)は家族3人で1.6ヘクタールを栽培する。「早朝収穫は2週間が勝負。天候不良で生育の心配があったが無事収穫を迎えることができてよかった」と話した。