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品目転換で労力半分以下に JAあまくさ

2025.06.13
収穫作業に励む長井さん

 JAあまくさでは園芸農家のジャンボインゲンへの品目転換が増えている。2025年度は4人が参入、23戸の生産者で27トンを計画する。

 天草産の丸サヤインゲンは全国でもトップクラスの品質を誇る。市場からの評価は高いものの、選別・箱詰め作業にかなりの時間がとられることから、生産者が減少傾向にあった。

 品目を転換することで選別・箱詰め作業に1時間かかっていたものが20分程度となり、半分以下の労力で済むことが生産者に受入れられている。

 7年前にイチゴから品目転換をした生産者の長井岩三郎さん(75)は「イチゴ栽培では毎年ハウスビニールを交換していたが、ジャンボインゲンでは2~3年に1回となり経費も削減できた。高齢でも効率よく作業ができるので、体力が続くまで頑張りたい」と話した。