
熊本市西区沖新町の早掘りで有名な「高砂レンコン」の出荷が5月下旬に始まった。30日時点で、「洗い」917ケース(1ケース2キロ)を関東中心に出荷。「泥つき」519ケース(同)を西日本中心に出荷した。
6月下旬までハウス栽培が続き、その後露地に切り替わる。8月中旬まで総出荷量180トン、販売金額2億円を目指す。
JA熊本市高砂蓮根部会は20戸が約30ヘクタールで栽培。鮮度を保つため空輸し、翌日には市場へ届ける。
内田恭輔副部会長は「寒波の影響が懸念されたが生育は順調。透き通るような白さと、シャキシャキとした食感のレンコンを食べてほしい」と話した。