
JAあまくさ西支所園芸部会でジャガイモの出荷が始まった。天草市大江地区の15戸が6月末までに「メークイン」「ニシユタカ」を主に関西へ1万ケース(1ケース10キロ)の出荷を計画する。
冬場の低温と2月の積雪で一部茎葉が傷み、生育遅れが見られたが、天候回復などで例年並み生育した。
JA担当者の山下竜介さんは「天草のジャガイモは市場でも長年、信頼が高く安定した販売につながっている。今後も管理を徹底する」と話した。
部会員の赤崎光秀さん(76)は「西向きで日当たりが良い地区の赤土と砂壌土でできる、皮ごと食べてもおいしいジャガイモを味わってほしい」と話した。