
JA阿蘇は5月中旬、管内の小学生を対象に食農教育事業「まるごとあそっ子親子で田植え体験イベント」を開いた。過去最多となる小学生親子84人が参加した。参加者らはJA職員から田植えの手ほどきを受け、14アールに「コシヒカリ」の苗を1株ずつ丁寧に手植えした。
児童からは、「上手に植えることができた」や「昔の人は全部手で植えていてとても大変だと思った」とこの体験を通して農作業の大切さを実感していた。
JA職員の園田真治さんから「この体験を通じて農家の苦労を少しでも理解してほしい。今、米は高いけど、その分手間暇かけて作っている事を考えてほしい」と話した。
参加したこどもたちは県産あか牛を使ったバーベキューやJAの女性部特製のカレーを食べ「お肉がとてもおいしかった。米が大きくなって収穫するのが楽しみなので稲刈りも参加したい」と笑顔だった。
今回、田植えをした田んぼで収穫された米は、後日参加者にプレゼントされる予定だ。