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親子で米の重要性を学ぶ JA阿蘇

2025.06.09
田植えをする子どもたち

 JA阿蘇は5月中旬、管内の小学生を対象に食農教育事業「まるごとあそっ子親子で田植え体験イベント」を開いた。過去最多となる小学生親子84人が参加した。参加者らはJA職員から田植えの手ほどきを受け、14アールに「コシヒカリ」の苗を1株ずつ丁寧に手植えした。

 児童からは、「上手に植えることができた」や「昔の人は全部手で植えていてとても大変だと思った」とこの体験を通して農作業の大切さを実感していた。

 JA職員の園田真治さんから「この体験を通じて農家の苦労を少しでも理解してほしい。今、米は高いけど、その分手間暇かけて作っている事を考えてほしい」と話した。

 参加したこどもたちは県産あか牛を使ったバーベキューやJAの女性部特製のカレーを食べ「お肉がとてもおいしかった。米が大きくなって収穫するのが楽しみなので稲刈りも参加したい」と笑顔だった。

 今回、田植えをした田んぼで収穫された米は、後日参加者にプレゼントされる予定だ。