
JA熊本市ミニトマト部会では「千果」が出荷最盛期を迎えた。「千果」は糖酸バランスが良く、花数も多いため収量増加が期待できる。部会は8人が6ヘクタールで栽培。5月中旬で日量3~5トンを関東、近畿を中心に出荷する。6月末まで、総出荷量600トンを目指す。
2025年産は定植時期の高温乾燥で出荷量が少なく推移したが、4月に入り好天に恵まれ順調に生育。着果、果実肥大は良好な仕上がりとなった。
部会は堆肥を主体にした土づりや、防虫ネット、粘着シートを利用した減農薬栽培など安全・安心に配慮した生産管理を徹底する。
営農指導員は「今後の天候を注視しながら出荷終了まで指導に努める」と話した。