
JAたまな管内で5月中旬、ハウス桃の出荷が始まった。初日は「ちよひめ」「はなよめ」200キロを名古屋へ出荷。ハウスと露地栽培で、6月上旬にピークを迎え、7月中旬まで続く。
選果場では、生産者が持ち込んだ桃を職員らが丁寧に確認した。指導販売担当者は「高品質な果実を供給し有利販売に努め、価格維持を図り所得向上につなげたい」と話した。
JA桃部会はこの日、目ならし会を玉名市で開いた。規格や玉詰め要領など出荷基準を確認した。部会では7人が9トン、1100万円を目指す。
2025年産の生育はやや遅れているが品質や着色は良好だ。
宮﨑康憲部会長は「気温が上がると傷みが発生しやすい。管理を徹底し、基準を守った出荷を心がけてほしい」と呼びかけた。