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春バレイショ出番「愛ポテトきたしんち」初出荷 JAやつしろ

2025.05.25
「愛ポテトきたしんち」の選果

 熊本県内で最大のジャガイモ栽培面積を持つ八代市鏡町北新地地区で5月上旬、ブランド「愛ポテトきたしんち」の出荷が始まった。

 JAやつしろ北新地馬鈴薯(ばれいしょ)部会では2025年度産を37戸が69ヘクタールで栽培。品種は「メークイン」で、総出荷量2000トン(前年比136%)を計画する。関東や関西、九州の市場を中心に6月中旬まで出荷する。

 濱英明部会長は「2、3月の寒さで、生育に遅れは多少あったが、生産者の技術や努力で順調に出荷されている。今年もおいしいジャガイモができた。多くの人に食べてもらいたい」と話した。

 JA北部営農購買センターの岩本孔明さんは「例年より初出荷が5日ほど遅れたが、5月の気温上昇で玉肥大は申し分ない。朝夕の寒暖差で病害は少なく品質は良好だ」と話した。