熊本の農畜産物

レイシ出荷本格化 JA熊本うき

2025.05.19
レイシの状態を確認する林部会長

 JA熊本うき管内で春レイシ(ゴーヤー)の出荷が本格化した。JA熊本経済連第2園芸集送センターでは連日、約300ケース(1ケース3キロ)を出荷。8月上旬まで、総出荷計画121トンを目指す。

 2025年産は定植期の冷え込みもあり、やや生育に遅れがみられ鈍い出だしとなったが、気温の上昇とともに出荷量は増加している。管内で栽培されるレイシは高い品質で知られ、市場からの引き合いも強い。

 管内では生産者10戸が約2・1ヘクタールで栽培する。関東や関西を中心に出荷。レイシ専門部会の林恭生部会長は「宇城産のレイシは苦味が少なく食べやすい。多くの人に食べてもらえたらうれしい」と話した。