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ハナショウブ初出荷 JA熊本市

2025.05.18
ハナショウブを箱詰めする生産者

 JA熊本市の出水花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが4月下旬、初出荷を迎えた。この日荷受けした26ケースを出荷。部会の農家2人が1ヘクタールで栽培する。5月上旬に出荷最盛期を迎え、日量60ケースまで増えた。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指す。

 南区のJA御幸資材センターで2025年産の出荷規格査定会を開いた。部会員が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重さを計測。出荷規格や等級を確認した。

 25年産は2~3月の寒暖差で、生育遅れがみられたが、品質と収量は例年並み。市場の期待も高い。

 営農指導員は「病害虫の防除を徹底し、出荷終了まで高品質なハナショウブを出荷していきたい」と話した。