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地域から集めた廃油でせっけん作り JA熊本市

2025.05.16
廃油せっけんを牛乳パックに流し込む支部員ら

 JA熊本市女性部供合支部は4月中旬、自治体を通じて地域住民から集めた廃油を使い、廃油せっけんを作った。地域貢献活動の一環として、毎年行っている。

 今回は同支部員5人とJA熊本市青壮年部東部支部から3人が参加した。水で溶かした苛性ソーダに廃油を静かに流し込み、竹の棒などでかき混ぜた。数日後に固まったせっけんをラッピングし、地域の小学校、保育園、介護施設などに配布する。

 同支部の瀬上カチ子支部長は「年々集まる廃油の量も増えており、活動が地域に浸透していることを実感する。今後も青壮年部や支店職員と親睦を深めながら協力して活動していく」と話した。