
JAあまくさでは宿根カスミソウの出荷が順調に進んでいる。JAカスミソウ部会は11戸、作付面積600アールを栽培している。日量300~550ケースを主に関東地区に出荷している。
部会員の岩本俊治さん(大矢野町)は夫婦二人で17アールのハウスで出荷作業に励む。8~11月にかけて5500本を定植した。12月に一番花を切り戻し、4月15日から2度切り栽培で、需要が高い母の日前の収穫を目指す。岩本さんは「気候変動が激しく管理が難しかったが、暖冬の影響で例年より1割ほど多く出荷できている。カスミソウの花言葉は感謝。多くの人に手に取ってほしい」と話した。
出荷は5月11日の「母の日」に向けてピークを迎え、7月半ばまで続く。