
JA熊本うき管内でミニトマトの出荷が本格化した。JA熊本経済連第二園芸集送センター(宇城市)では日量約3000ケース(1ケース3キロ)を出荷。5月上旬のピークに向けて順調な出荷が続く。JA管内は県内有数のミニトマト産地。生産者134戸が36ヘクタールで栽培する。
2024年産は定植期の高温や冬場の冷え込みなどの影響で出荷量は伸び悩んだが、生産者の努力で質の高いミニトマトが出荷されている。関東・関西を中心に6月下旬まで出荷し、総出荷量2000トンを目指す。
トマト専門部会の廻田誠部会長は「生育初期の天候の影響により苦労したが、高品質なミニトマトを収穫できている。昼夜の寒暖差で高い糖度に仕上がっている。多くの方に食べてほしい」と話した。