ＪＡ菊池は３月下旬、熊本市にあるＪＡ熊本経済連ＹＯＵ＋ＹＯＵくまもと農畜産物市場で「菊池フェア」を開いた。春の香りを味わってほしいと試食を準備し、今が旬の水田ゴボウ、アスパラガス、イチゴを販売した。

　菊池水田ごぼうは２００袋（１袋２、３本入）、イチゴは「ひのしずく」２００パック（１パック２５０グラム）、アスパラガスは１００束（Ｌサイズ１束５、６本）を準備。それぞれのＪＡ担当職員が試食を勧め味わってもらいおいしさなどを伝えた。

　試食した客は「甘い」「おいしい」と笑顔を見せ「どれがいいかな」と選んで買い求めていた。

　ゴボウ担当の高岡栄里さんは「水田ごぼうは冬ゴボウから春ゴボウに移行し、爽やかな春の香りを届けてくれる。試食した人は、ゴボウの香りがあって柔らかいと喜ばれた。多くの人にたくさん食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

　ＪＡ営農部園芸課の西本博文課長は「それぞれの作物で試食販売会を強化している。味わって納得して買ってもらえる、菊池ブランドの確立に努めたい」と話した。