
JA熊本うき管内で、2025年産春メロンの出荷が3月下旬から始まった。晴天が続き、玉太りが良く糖度も良好。7月下旬まで約24万ケース(5キロ、8キロ中心)の出荷を見込む。
宇城市にあるJA熊本経済連第二園芸集送センターでは、選果前に作業員の目ならし会を実施。選果基準を確認して、適切な品質での出荷に努める。初日はアンデスメロン約1200ケース(1ケース5キロ)を関東・関西を中心に出荷した。
JA営農指導部園芸三課の辻貴之課長は「冬場の日照時間に恵まれ、高品質なメロンに仕上がっている。シーズンを通して安定出荷ができるよう、指導に努めたい」と話した。
管内は県内有数のメロン産地。品種は「アンデス」から始まり「クインシー」、JAプライベートブランド「オレンジハート」、「アールス」「肥後グリーン」と続く。管内では152戸が約43ヘクタールで作付けしている。