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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](121)地元野菜を使い国消国産の理解促進 JAあまくさ

2024.08.15

 

地元野菜とエーコープマーク品を使って料理するフレミズ部員

 JAあまくさ女性組織では地元農畜産物を使った料理を通じて、国消国産の理解促進に取り組む。女性部員やフレッシュミズ部員が持続可能な開発目標(SDGs)の達成につながる「国消国産」に賛同し、それぞれの目線で活動に取り組む。

 同JAフレッシュミズ有明支部は、地元の旬の野菜を使った料理教室を開く。6月上旬に開いた料理教室では、同JAの益田和子生活指導員の指導の下、農家の部員が持ち寄ったミニトマトとエーコープマーク品を使って塩こうじ漬けやキュウリのみどり酢など5品を作った。フレミズの余宮里佳代表は「本年度は新しく市外から嫁いできた部員が2人増えた。活動を通じて楽しく仲間づくりを進めたい」と話した。

 また、同JA女性部牛深総支部は7月下旬、天草市のコミュニティFM「みつばちラジオ」に出演し、「キビナゴのアオサ汁」を紹介した。リスナーからは「子どもの頃食べていた郷土料理が懐かしい。ぜひ作って食べてみたい」とコメントが届いた。同部では毎月2回のラジオ出演を予定し、あらゆる世代に「国消国産」の理解が深まるよう、活動を続けていく。