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カーネーションが出荷最盛期 JA阿蘇

2024.07.03
出荷作業を行う杉安さん

 JA阿蘇小国郷営農センター管内では7月上旬からカーネーションの出荷が本格化している。2024年度産は、5月の冷え込みの影響で出荷量が伸び悩んだが、6月以降は出荷量が回復傾向で、現在出荷最盛期を迎えている。日量1万5000本を出荷しており、品質も良く秀品の70センチが主な出荷となっている。

 同JA小国郷花卉(かき)部会の杉安申歳さんは「早めの防除を徹底した。最盛期でも選別をしっかりして品質を落とさないように心がけたい」と話した。

 同JA指導担当の木下翔太さんは「今年は温度管理が難しかったと思うが、品質良好のカーネーションが出荷されている。家に花を飾って毎日を明るく過ごしてほしい」と語った。

 同部会では高冷地の気候を生かし、5~12月にかけて出荷本数50万本、販売金額2500万円を目標に出荷する。主な品種(色)はアマール(セリース)、ラスカルグリーン(グリーン)、マーメイド(ピンク)となっている。