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イ草収穫スタート 高品質な畳表を JA熊本うき

2024.07.02
イ草の収穫に励む河野さん

 熊本県内で八代地域に次ぐイ草生産量を誇るJA熊本うき管内で、イ草の収穫が始まった。管内で栽培している主な品種は「涼風」と「ひのみどり」で、7月下旬まで続く。

 JAい草生産部会では、10戸の生産者が約14ヘクタールで栽培。生産者は、早朝や夕方などの気温が低い時間帯に収穫し、泥染めや乾燥作業を行っている。冬場の高温や4月の長雨、遅い梅雨入りの影響で、茎の伸長が悪く、例年より遅い収穫を迎えている。

 6月下旬に収穫を迎えた宇城市松橋町の河野浩文さんは「天候不順もあり、成長に心配があったが、無事に収穫を迎えることができた。高品質な畳表の生産に努めていきたい」と話す。