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FAJオブ・ザ・イヤー2023優秀賞受賞 JAあまくさ

2024.05.22
賞状を手にする岩本部会長㊧とJAの﨑本和人組合長

 JAあまくさ花卉(かき)部会は、物流2024年問題が取り上げられた23年3月から早朝出荷を行う。従来より2時間早め、管内で最も遠い牛深地区は午前3時に出荷する。現在も、あまくさ産花きの関東の大消費地への到着は、従来通り出荷翌日を維持している。

 あまくさ産の花きは牛深地区以降、JA管内各地で集荷していく。JA大矢野集送センターで検査。午後1時ごろ熊本市のセンターに到着する。東京へ出発するのは当日午後3時ごろだ。

 また牛深地区のスーパーに荷物を配送した帰りの車へ切り花を載せることで、トラック運転手の待ち時間解消にもつなげている。

 これらが評価され、JAはフラワーオークションジャパン(FAJ)が主催するFAJオブ・ザ・イヤー2023で「最も西からトラック便が来る産地NO.1」として優秀賞を受けた。

 これはFAJに出荷する切花出荷者の中から、品種・企画商品・取り組みなどで優れたものを毎年表彰する。

 岩本俊治部会長は「部会員とJA、運送会社の努力でこれまで通りの輸送が維持できた。市場の販売努力にも感謝したい。夏場の出荷減少に伴う運賃や市場の集約など課題はあるが、今後も品質を落とすことなく対応していく」と話した。